【プロが直伝】中古住宅の内覧で「ここを見れば建物の寿命がわかる」なるほどチェックポイント

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【プロが直伝】中古住宅の内覧で「ここを見れば建物の寿命がわかる」なるほどチェックポイント

こんにちは!アイディホーム株式会社のISです。

最近、中古物件を綺麗にリフォームした「買取再販住宅」の案内に、幅広い世代のお客様がお越しになります。これから子育てを始めるファミリー層はもちろん、住み替えを検討されているシニア世代の方もとても増えています。

そんな皆さまの質問をいただくのが、「見た目は新築みたいにピカピカだけど、お家自体の悪くなっている場所はどこを見ればわかるの?」というご質問です。 実は、専門的な道具がなくても、プロが必ず見ている「建物のSOSサイン」や「時代背景」があります。今回は、一級建築施工管理技士であり、建物の健康診断を行う「既存住宅状況調査技術者」の私が、案内時に「なるほど!」と納得できる見極めポイントを解説します!

チェック①:外壁にタッチ!「白い粉」がついたらメンテナンスのサイン

案内時、建物の外壁にサッと手を触れてみてください。手にチョークのような「白い粉」がつくことがあります。これを専門用語で「チョーキング現象」と言います。

  • なるほどポイント: これは壁が汚れているのではなく、外壁の塗装(防水性能)が寿命を迎えて紫外線で分解されている証拠です。

見極め方: 「粉がつく=すぐ壊れる」わけではありません。ただ、「そろそろ外壁の塗り替え(メンテナンス)が必要な時期だな」「すでに綺麗に塗り直して販売されているか?」を判断する重要な目安になります。

チェック②:壁のつなぎ目(コーキング)に「隙間やひび割れ」はないか

最近の一戸建てに多いサイディング(板状の外壁材)の家では、板と板の間にゴムのような目地(コーキング)が挟まれています。ここも重要なチェックポイントです。

  • なるほどポイント: コーキングは、雨水の侵入を防ぐ「建物の防水の要」です。

見極め方: ここがカチカチに硬くなってひび割れていたり、隙間が空いて剥がれかかったりしていないかを見てください。ここが新しく打ち直されている物件は、防水面までしっかり手を入れられている安心な物件だと言えます。

チェック③:基礎(足元のコンクリート)のひび割れの「向き」

お家の土台であるコンクリート部分(基礎)のひび割れ(クラック)は、その「向き」が大切です。

  • 安心なサイン: 縦に入っている細いひび。これはコンクリートが乾燥して縮んだ際に出るもので、構造上は慌てなくて大丈夫なことが多いです。

要注意なサイン:地層のように「横方向」に入っているひび割れ。 これは建物の重みや地盤の歪みによって、基礎の内部(鉄筋)に負担がかかっているSOSサインの可能性があります。

【もう一歩深い知識】実は「築年数(年代)」で家の強さはガラリと変わる

最後に、物件情報を見るだけでわかるプロの視点をお伝えします。日本の住宅は、建てられた「年代」によって国の基準が大きく変わっています。

  • 1981年(昭和56年)6月以降: 「新耐震基準」となり、大地震でも倒壊しない基準になりました。
  • 2000年(平成12年)6月以降: さらに基準が厳しくなり、地盤調査の事実上義務化や、木造住宅のバランス(耐震壁の配置など)が強化されました。

つまり、「2000年以降に建てられたお家」であれば、基本的な構造の設計図自体がかなり頑丈に作られているため、中古であっても非常にポテンシャルが高い(安心感がある)と言えます。

まとめ:プロの目利きで、皆さまに「見えない安心」を

今回ご紹介したポイントは、いわばお家のセルフチェックです。 リフォームで壁紙やキッチンをいくら綺麗にしても、こうした「外壁の防水」や「基礎の健康状態」が置き去りになっていては、長く安心して暮らすことはできません。

だからこそ、私たちアイディホーム株式会社が販売する物件は、仕入れの段階で私が「既存住宅状況調査技術者」として、厳しい目で検査を行っています。

基準のしっかりした年代の建物を厳選し、直すべき劣化は土台から完全に直して、次の世代へ引き継ぐ。これが私たちのこだわりです。 シニアの皆さまも、若いご家族も、内覧会にお越しの際は「この時期の建物ってどうですか?」と、ぜひ何でも相談ください。プロの知見をフルに活かして、正直にお答えします!

記事監修

ISさん

ISさん

二級建築士/一級建築施工管理技士 /既存住宅状況調査技術者/一般建築物石綿含有建材調査者

現場で培った20年の経験を、 あなたの安心に。
800棟の家づくりを最前線で管理し、 その経験を活かして安全と品質の 仕組みも作ってきました。 今もリノベーションの仕様選定に、 その「現場のリアルな経験」を すべて注いでいます。 現場を知り尽くした私だからこそ、 目に見えない土台から、あなたの 暮らしをまっすぐに支えます。
大切な住まいのこと、お任せください。

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