生産事業部 佐藤副部長

圧倒的な早さでお客様に夢を届ける、
施工管理の仕事。

年間41000戸を建てる飯田グループホールディングスの主要企業であるアイディホームは、誰もが家を買える社会をめざし、良質な住まいを安心の価格で提供することを目指しています。実際の家づくりを担う施工管理職なくして、アイディホームの商品は提供できません。

今回は、生産事業部 佐藤副部長に、アイディホームの施工管理職として働く魅力や求める人物像などについてうかがいました。

家づくりの全てを担う
施工管理職

お名前とご経歴を教えてください

生産事業部の副部長を務めております、佐藤と申します。
前職では鉄筋コンクリート造建築物など、木造建築物以外の施工管理を担当していました。自分の経験値を高めるため、木造建築物の施工管理にも興味を持ち、転職しました。
私がアイディホームに中途入社した2007年ごろは、まだまだ社員数も少なかったんです。現在では約600名を超える社員がいますが、2005年3月時点では6名だったそうです。企業と一緒に成長していけると感じて入社を決めました。

施工管理職の業務内容を教えてください

住宅建築の安全、品質、⼯程、予算を管理する、まさに当社の「家づくり」を担う仕事です。現場スタッフの安全や住宅の品質に対して重要な役割を果たす責任ある仕事です。

安全、品質、工程、予算はそれぞれどのように管理するのですか?

安全管理は現場で事故が起こらないように管理します。足場を組んで高所での作業となるので、転落事故が起こる可能性もありますし、工具で怪我することもあります。作業手順書通りの作業をしているかなどの確認をします。
品質管理はひとつひとつ自主検査することで行っています。やはり、人間の手で作業していることですので、ビスの打ち忘れなど細かなズレが生じます。図面通りに作業されているか確認しています。
工程管理と予算管理は繋がっています。天候などで工程が変わったら、都度工程を修正します。その変更を関係者に伝え、必要な材料の手配、職人さんの作業日の確保などを適切に行うことで無駄なコストを抑えます。
その他、家づくりを進行させるために必要なことを総合的に担い、引き渡し日までに工事が完了するように管理しています。

施工管理部の目標を教えてください

生産事業部は「着工から80日で建物を完成させる」ことを目標としています。80日で更地の状態から、お客様に引き渡せる状態にします。一般的には、着工から家の完成までの期間は120から180日とされていますので、業界平均よりも早くお客様に住宅を引き渡せるようにしています。スピーディーに進めることを前提に、生産体制を整えています。

どうしてこのような目標を立てているのか、背景を教えてもらえますか?

当社の理念は、「住宅の販売を通じてお客さまの夢の実現をお手伝いすること」です。これまで、金銭面でマイホームを諦めていた方にも、夢を叶えていただきたいと考えているからです。徹底した原価管理と作業の効率化により、すべての方が手に入れられる価格で夢のマイホームを供給するために、工期や棟数の目標を定めています。ほかの職種と同様に、施工管理職は、理念を実現するために必要不可欠な存在です。

同年代の施工管理職と比べて
圧倒的に成長できる環境

入社後の施工管理職の働き方について教えてください

まずは、先輩社員に同行して現場に入ります。そこで、施工管理職の基本的な業務や、職人さんや協力業者の方とコミュニケーションを経験していただきます。
少しずつ慣れてきたら、1つの建物を割り振り、着工から進行、建物の完成まで担当してもらいます。約1年くらいかけて、ひとり立ちできるようにサポートします。月に1棟ほど着工し、3か月で完了するので常に3棟から4棟の現場を持っているイメージです。3年目くらいになると、常に10現場ほど担当しています。

1日や1週間のスケジュールを教えてください

基本的には週5日のほとんどを現場で過ごします。始業時に事務所へ立ち寄ってから現場に行きます。16時ごろに事務所へ戻り、工程の修正や発注処理、請求処理などのデスクワークを行います。

アイディホームの施工管理職として働く魅力はどんなところにありますか?

スピード感を持って進めるので、短い期間で担当する棟数が多くなります。その分、早く経験を積んで成長していけることが魅力だと思います。もちろん、単にスピードだけを追い求めて低品質な住宅を量産するという意味ではありません。当社には、体系立ててまとめられた施工マニュアルがあります。施工マニュアルの質には自信があり、品質もスピードも同時に追求できる施工管理職として成長していけるはずです。

自分の仕事ぶりが、
そのまま目に見える仕事

どういった方がアイディホームの施工管理職に向いていると思いますか?

現場監督として、たくさんの方と連携して働いていただくので、しっかりとコミュニケーションがとれる方が向いていると思います。現場で作業してくださる職人さんに元気よく挨拶するなど、基本的なコミュニケーションはもちろんですが、指示を正しく伝える力、対人折衝力、懐に入る力など総合的な意味でコミュニケーションを取れるといいと思います。
私たちの仕事は、天候などの影響によってスケジュール通りには進まないことが常です。工期がずれた際に、「この人のお願いなら、もうひと頑張りしてあげよう」と職人さんに思ってもらえるかどうかで日頃のコミュニケーションが問われると思います。
大前提として、建築や施工管理に対して、興味や好きという気持ちがあることも大切だと思います。

佐藤さんは施工管理の仕事がお好きですか?

施工管理の仕事は好きです。今は本社での管理業務をしているのでなかなか関わる機会が少ないですが。ただ、現場社員から近況を聞いたりすることが楽しみになっています。
夏は暑いし、冬は寒いので、現場での仕事は大変な面も多いです。ですが、まっさらな土地だった場所に建物が建てられ、完成に近づいていくのが目に見えるので、自分の仕事の成果をダイレクトに実感できます。ついに足場を解体して、お客様に引き渡して「ありがとう」の言葉をいただいたときにやりがいを感じます。建築やものづくりが好きな気持ちも、施工管理職として大切な素養かと思います。

新卒の皆さまへメッセージをお願いします

施工管理職に限らず、仕事をするときには失敗がつきものです。棟数が多いこと、工期が短いことなどはきっと誰しもが不安を感じると思います。ですが、恐る恐る仕事をするのではなく前向きにチャレンジしてほしいです。失敗をしたとしても、先輩社員や所属長がしっかりサポートするので安心してください。
そうしてスピード感を持って経験を積んでいけば、3年後や5年後には、同じスタートラインに立っていた他の学生とは見える景色が違うと思います。ぜひ応募を検討してみてください。