アイディホームの
将来ありたい姿とは
お名前とご経歴を教えてください
アイディホーム株式会社の取締役を務めております、関根です。経営企画部・経理財務部を統括しています。また、新規事業である海外事業部にも参画し、新規事業を推進しています。
前職でも土地の仕入れ業務の経験があったので、当社に入社してから2年ほどは営業職として現場にいました。その後、取扱棟数や店舗数が右肩上がりで増加している時期に、営業管理の部署が立ち上がったタイミングで本社へ異動し、全社の各種データ管理や分析、それらを基にした施策の立案などを行ってきました。
その後、組織改変が行われ、経営企画部・経理財務部を統括する取締役に就任いたしました。


取締役が考える、今後の展望や戦略を教えてください
住宅業界を取り巻く社会情勢は、近年大きく変化をしています。具体的には、少子高齢化や人口減少などが問題となっている社会状況の中で、私たちが成長するためにはいくつもの課題をクリアしていかなくてはいけません。お客様に当社の商品を選んでいただくために、今後力を入れたいことは大きく分けて3つあります。
まず、当社の主力事業である戸建分譲事業の商品ラインナップの拡充です。近年、ライフスタイルの変化によって、住宅へのニーズは多様化しています。統一された規格の分譲住宅だけでなく、平家や建物面積の小さな狭小物件など含めた商品をラインナップしています。また、細かなニーズに対応できるよう売建て物件にも力を入れていきたいです。
次に、リノベーション事業の拡大です。物価上昇や労務費の高騰など住宅の価格が上昇するなか手頃な価格で住宅が購入できるよう中古住宅を買取り、質の高いリフォーム、リノベーションを施し提供しています。また、既に当社の住宅を購入してくださったお客様に対してメンテナンスやリフォームの提案を行い、リレーション強化を図り末永くお住まい頂けるようサポートをしてまいります。
最後に、海外展開も視野に入れています。国内市場の縮小が予想されるなか、海外市場に目を向けるとASEAN諸国など人口ボーナス期を迎えている国も多く市場の拡大が想定されています。国内同様に良質な住宅を手頃な価格で提供できるよう、海外事業も拡大していきたいと思っています。
どの取り組みもすべて、当社の経営理念である「住宅の販売を通じてお客様の夢の実現をお手伝いする」を叶えるためにあります。分譲住宅商品の多様化を図る、リフォームやリノベーションを手がける、海外展開を推進するなどの戦略を通して事業の拡大を図り、お客様のマイホームづくりをサポートしていきたいと考えています・
将来像を実現するための、アイディホームの強みはどこにありますか?
当社の強みは不動産建築を長年行う中で培ってきたノウハウだけでなく、協力業者様との関係がしっかり築けているところです。建築関係業者様や不動産仲介業者様との良好な関係は、既存事業の拡大や、新たな事業を行う上での必須条件です。各種事業を拡大するうえで各協力業者様にお力添えをいただかないと実現できません。
また、当社で働いてくれている従業員は、各関係業者様としっかりと対話できるくらい不動産や建築の知識に長けています。一人ひとりの従業員が深い知識と交渉力を持ち、協力業者様と関係を構築することがとても重要です。
アイディホームで働くとは
どういうことか
アイディホームには、どのような成長機会がありますか?
当社は、一人あたりの年間取扱い棟数が他社と比較すると非常に多くなっています。これは、多くのプロジェクトを経験することで成長機会を多く得ることができ短期間で大きく成長していただけることにつながります。その結果、段階的に仕事の幅を広げていくことができますので場合によっては、早い段階から土地の仕入れに関わることもできます。
どの職種であっても、不動産建築に関する圧倒的な知識を得られると思います。一般的な不動産建築の知識はもちろんのこと、先ほどあげた新たな事業に取り組む中で、リフォームやリノベーション関連の知識も習得していけます。
そして、営業職であれば土地の仕入れから販売まで、施工管理職であれば着工の準備から竣工まで担当することになりますので、社内の各部署や各協力業者様との関わりが発生します。その中で、コミュニケーション力、調整力、問題解決力といった部分も培われていけると思います。
アイディホームで働く意義について、どうお考えですか?
住宅を購入するということは、お客様の人生における一大イベントです。夢の実現をお手伝いできていることが大きな喜びですし、自身が関与したプロジェクトが住宅地図に反映されることも働く上でのやりがいに繋がっています。
それに加えて、私たちの取組む事業は社会に対しても大きな価値を提供できていると思っています。今後、事業の拡大を図っていくリノベーション事業であれば空き家問題の解決に寄与できますし、ご提供する住宅の性能の向上を図ることでCO2排出量の削減にもつながり環境問題の解決にも貢献できています。
個人のお客様に対しても、社会という大きなものに対しても、私たちの仕事にはやる意義があると感じています。
アイディホームのカルチャーについて教えてください
意思決定の迅速さです。当社のビジネスモデルは、在庫回転率を上げることで収益を上げる構造になっています。年間で一回転ではなく二回転を目指すことで、資金効率も向上し資金繰りの安定化、在庫管理コストの削減にもつながります。また、現在、技術革新など変化の激しい時代に対応するためにも必要不可欠な要素ではないでしょうか。 このように、スピード感を重視するビジネスモデルを実現するために、組織のフラット化や、土地の仕入れなどに関する権限を管理職に委譲することを行っています。その意味でも、事業スピードが他社と比べたときの違いになるとともに当社の強みの一つになっていると考えています。


失敗を恐れず、
「どうやって解決しようか?」と考えてほしい

どんな方と一緒に働きたいですか?
物事を前向きに捉えて、自ら考えて主体的に行動できる方と一緒に、これからのアイディホームを作っていきたいと思っています。仕事上で課題が発生したときに、やらない理由やできない理由を考えるのではなく、「どうやって解決しようか?」と思える方が必要です。また、物事を決める前にあらゆる角度からの意見が必要です。議論の段階では立場に関係なく積極的に意見出しをしていただきたいですが、議論の結果決定したことに対しては、ベストを尽くしてほしいですね。そうして必要に応じた改善活動を続けられる方が、しっかり結果を残せる従業員になっていくと思います。
もちろん、入社してすぐに主体的に動くことは難しいですが、新卒の方もベテラン社員も、そうしたマインドは共通して持っていただきたいと思っています。
新卒の皆さまへメッセージをお願いします
新卒の方達に伝えたいのは「失敗を恐れずにチャレンジしてほしい」ということです。最初のうちは、建築関係の知識や不動産業界についてはもちろん、社会人としても右も左も分からない状態だと思います。もちろん不安も大きいかもしれませんが、失敗を恐れていると成長する機会を失ってしまい、余計に後ろ向きになってしまいます。やらずに何となく過ぎていくよりも、やってみて失敗したことの方が自分の経験として残っていきます。日々、チャレンジすることが新卒の方々にとって最も重要だと思います。